目に入る花粉の量を抑えるにはメガネが有効
毎年2月から3月にかけて、スギ等の花粉が飛び交い、目のかゆみやくしゃみといった現象を引き起こす、花粉症のシーズンを迎えます。目の中に花粉が入ってくると、目がかゆくなるだけでなく、涙が出やすくなるという現象も引き起こします。花粉症対策として有効な手段に、メガネをかける方法がありますが、メガネ専門店では花粉症対策に適したメガネを販売しています。
目を覆うフードがフレームに付いている
花粉症対策が可能なメガネの特徴は、目を覆うためのフードがフレームに備わっている点です。アスリートが装着する、スポーツタイプのメガネまたはゴーグルにデザインが似ており、一般的なメガネよりも、目に入る花粉の量を大きく抑えられます。一般的なメガネでも、花粉の侵入を6割から7割程度抑えられますが、専用のメガネではその割合が9割に拡大するため、花粉を気にせず安心して外出ができます。
花粉症対策に適したメガネの選び方
花粉症対策に適したメガネの選択肢としては、スポーツタイプまたはゴーグルタイプの2種類から選べる他、フードを外せるタイプも用意されています。そのため、フレームに装着するフードに関して、顔との隙間がどのくらい少なくなるのかが重要となってきます。その一方で、フード付きのメガネは顔と接触する面積が広くなるため、毎日使う際に痛みを感じる等、違和感を感じないかどうかが、一般的なメガネ選びよりも重要です。レンズにおいては、曇り目や紫外線対策が可能な、大きめサイズのものを選ぶと、より高い花粉症対策が可能となります。
メガネの花粉症に対しての予防効果は少なからずあると言われています。花粉は目に付着しますが、目の部分に装着されるメガネは物理的に目と花粉を遮るためです。